この記事ではFABRIC TOKYOと麻布テーラーの違いについて解説しています。
FABRIC TOKYOと麻布テーラーのどっちがいいか、10項目で比べてみました。
先にいうと価格を重視する人はFABRIC TOKYOを、細部まで重視するなら麻布テーラーを選んでおくといいでしょう。
どちらのオーダースーツを選ぼうか迷っている人は、この記事の内容を参考にしてみてくださいね。
- FABRIC TOKYOと麻布テーラーの総合評価
- FABRIC TOKYOと麻布テーラーを10項目で完全比較！
- 比較①：生地選択肢の豊富さならFABRIC TOKYOよりも麻布テーラー！
- 比較②：カスタマイズの自由度ならFABRIC TOKYOよりも麻布テーラー！
- 比較③：本格的な仕立てとデザインならFABRIC TOKYOよりも麻布テーラー！
- 比較④：生地品質へのこだわりならどちらも！
- 比較⑤：できあるまでのスピードなら麻布テーラーよりもFABRIC TOKYO！
- 比較⑥：長期的なアフターサービスなら麻布テーラーよりもFABRIC TOKYO！
- 比較⑦：高級インポート生地の取り扱いならFABRIC TOKYOよりも麻布テーラー！
- 比較⑧：価格を抑えたいなら麻布テーラーよりもFABRIC TOKYO！
- 比較⑨：シルエットの豊富さならFABRIC TOKYOよりも麻布テーラー！
- 比較⑩：会社の信頼性ならどちらも！
- FABRIC TOKYOと麻布テーラーをおすすめする人をそれぞれ紹介！
- FABRIC TOKYOと麻布テーラーについてまとめ
FABRIC TOKYOと麻布テーラーの総合評価
| FABRIC TOKYOが優れている点 | 麻布テーラーが優れている点 |
|---|---|
|
|
FABRIC TOKYOは、リーズナブルな価格とオンラインで完結する手軽さが魅力。コストを抑えつつ、都会的でおしゃれな一着を求めるオーダースーツ初心者におすすめです。一方、麻布テーラーは豊富な生地と本格的な仕立てで、こだわりを追求したい本物志向の方に最適。専門スタッフと相談しながら、自分だけの特別なスーツをじっくり作りたい方に向いています。ご自身の目的やライフスタイルに合わせて選びましょう。
FABRIC TOKYOと麻布テーラーを10項目で完全比較！
| 比較項目 | おすすめするサービス |
|---|---|
| 生地選択肢の豊富さ | 麻布テーラー |
| カスタマイズの自由度 | 麻布テーラー |
| 本格的な仕立てとデザイン | 麻布テーラー |
| 生地質へのこだわり | どちらも |
| 出来上がるまでのスピード | FABRIC TOKYO |
| アフターサービスの手厚さ | FABRIC TOKYO |
| 高級インポート生地の取り扱い | 麻布テーラー |
| 価格をおさえたい | FABRIC TOKYO |
| シルエットの豊富さ | 麻布テーラー |
| 会社の信頼性 | どちらも |
FABRIC TOKYOと麻布テーラーを上記10項目で比較しました。
比較項目とおすすめする商品を一覧にまとめています。
自分が重視するポイントと照らし合わせてどちらかを選びましょう。
FABRIC TOKYOと麻布テーラーの違いを各項目でそれぞれお伝えしていきますね。
比較①：生地選択肢の豊富さならFABRIC TOKYOよりも麻布テーラー！
オーダースーツの醍醐味の一つが生地選びですが、その選択肢の豊富さにおいては麻布テーラーがFABRIC TOKYOより豊富です。
ファブリック東京も約300種類と十分な生地を取り揃えていますが、麻布テーラーはその10倍にあたる約3,000種類以上もの膨大なコレクションを誇ります。国内外の有名生地ブランドから、他では見られないような個性的な生地まで、そのバリエーションは圧巻です。色や柄はもちろん、織り方や質感、機能性など、あらゆる角度から理想の一着を追求することができます。
トレンドを反映したシーズンごとの新作生地も豊富に用意されているため、訪れるたびに新しい発見があるのも魅力です。ファッション感度が高く、他の人とは違う、自分だけのこだわりを生地選びから表現したいと考える方にとって、麻布テーラーの選択肢の多さは何物にも代えがたい価値を持つでしょう。
とにかくたくさんの生地の中からじっくり選びたいという方には、間違いなく麻布テーラーをおすすめします。
比較②：カスタマイズの自由度ならFABRIC TOKYOよりも麻布テーラー！
既製品にはない自分だけの仕様を追求できるのがオーダーの魅力ですが、カスタマイズ性の高さで選ぶなら麻布テーラーがいいでしょう。
FABRIC TOKYOは、都会的でシンプルなデザインをベースに、初心者でも迷いにくい選択肢を提供しているのが特徴です。
一方、麻布テーラーでは、スーツの印象を大きく左右する裏地やボタンの種類が非常に豊富なだけでなく、襟の形（ラペル）やポケットのデザイン、AMFステッチの有無や色といった、専門的なディテールまで細かく指定することが可能です。
これにより、クラシックで重厚な一着から、少し遊び心を加えたモードな一着まで、理想のイメージを細部にわたって具現化できます。専門知識が豊富なスタッフと相談しながら、「ここのステッチは何色にしようか」「このボタンで印象を変えよう」といった対話を楽しむプロセスそのものが、特別な一着を作り上げる体験となります。
スーツを単なる仕事着ではなく、おしゃれのツールとして、細部にまでこだわりを詰め込みたい方には、麻布テーラーの深いカスタマイズ性が最適です。
比較③：本格的な仕立てとデザインならFABRIC TOKYOよりも麻布テーラー！
スーツのデザイン性、特に本格的な仕立てを重視するなら、麻布テーラーがおすすめです。
FABRIC TOKYOは、現代のビジネスシーンにフィットするシンプルで都会的なデザインを得意としています。無駄を削ぎ落としたミニマルなスタイルは、スマートで若々しい印象を与え、多くのビジネスパーソンに支持されています。
対して麻布テーラーは、長年の歴史に裏打ちされたクラシックで本格的なテーラリングを基本としています。英国やイタリアの伝統的なスタイルをベースにした構築的で立体的なシルエットは、体のラインを美しく見せ、着る人に威厳と信頼感を与えます。
肩の作りやラペルの返り、ウエストの絞りといった細かな部分にまで、熟練の技術が息づいています。ビジネスシーンでの信頼性が求められる方や、流行に左右されない普遍的な格好良さを求める方、スーツの歴史や文化を尊重する本物志向の方にとって、麻布テーラーが提供する本格的な仕立てとデザインは、非常に満足度の高い選択となるでしょう。
比較④：生地品質へのこだわりならどちらも！
麻布テーラーは、ゼニアやロロ・ピアーナといった世界的な「高級ブランド生地の品質」にこだわっています。伝統と実績のある生地を求めるなら麻布テーラーです。
FABRIC TOKYOは、自社企画によるストレッチ・防シワ・家庭洗濯可といった「機能性生地の品質」にこだわっています。現代のライフスタイルに合う実用性を求めるならFABRIC TOKYOがおすすめです。
生地の品質ならどちらもおすすめできるでしょう。
比較⑤：できあるまでのスピードなら麻布テーラーよりもFABRIC TOKYO！
納期に関してはFABRIC TOKYOがいいでしょう。ITを駆使した独自の生産管理システムにより、最短で約2週間という驚異的なスピードを実現しています（※時期により変動）。
急にスーツが必要になった場合や、早く手元に欲しい場合にとても便利です。FABRIC TOKYOの納期の速さの理由は、店舗で採寸したデータが即座に提携工場へ送られ、無駄なく生産工程に入る仕組みにあります。アパレル業界の生産プロセスをITの力で革新し、顧客一人ひとりの注文に迅速に対応する体制が整っているためです。急な出張や大切なプレゼンテーションを控えている時でも、高品質なオーダースーツが短期間で手に入るのは、ビジネスパーソンにとってメリットと言えるでしょう。
一方、麻布テーラーは通常約4〜6週間の納期がかかります。これは、経験豊富な職人が国内の工場で一着ずつ丁寧に仕上げる、伝統的な製法を大切にしているためです。 品質を最優先し、時間をかけて最高の一着を作り上げるというこだわりが、この納期に反映されています。時間をかけてもこだわり抜いた一着を求める方には、待つ時間も楽しみの一つになるかもしれません。
比較⑥：長期的なアフターサービスなら麻布テーラーよりもFABRIC TOKYO！
購入後のサポートはFABRIC TOKYOが非常に手厚いです。サイズの調整はもちろん、生地やデザインがイメージと違った場合でも無料でお直し・作り直しに対応してくれます。という保証は大きな魅力です。
少し体型が変わってしまっても安心で、スーツを長く愛用できます。例えば、トレーニングで体つきが変わったり、少し体重が変動したりといったライフステージの変化は誰にでもあるものです。そんな時でも追加料金なしで最適なフィット感に調整できるのは、ユーザーにとって大きな安心材料となります。
一方、麻布テーラーでは、注文日から50日間は無料での微調整を承っていますが、FABRIC TOKYOのも無料でお直し・作り直しに対応と比べると少し見劣りしてしまいます。 特に初めてオーダースーツを仕立てる方にとって、購入後の不安を解消してくれる心強いサービスです。
比較⑦：高級インポート生地の取り扱いならFABRIC TOKYOよりも麻布テーラー！
「せっかくのオーダースーツだから、世界的に評価の高い高級生地で仕立てたい」という願いを叶えるなら、麻布テーラーがおすすめです。
麻布テーラーは、ゼニア、ロロ・ピアーナ、カノニコといったイタリアの名門や、英国の伝統あるミル（織物工場）の生地など、世界中の名だたる高級インポート生地を豊富に取り揃えています。
これらの生地は、厳選された原料と伝統的な製法によって生み出される、きれいな光沢、滑らかな手触り、そして美しいドレープ感が特徴です。一目見ただけで分かるその質の高さは、着る人のステータスを高め、ビジネスシーンにおいても信頼感が伝わります。
FABRIC TOKYOもコストパフォーマンスに優れた質の高い生地を提供していますが、世界的な高級ブランド生地のラインナップという点では、麻布テーラーの品揃えが際立っています。特別な一着や、重要なプレゼン、記念日に着るための勝負スーツを仕立てたいと考える方にとって、麻布テーラーが提供する高級インポート生地の選択肢は、この上ない魅力となるはずです。
比較⑧：価格を抑えたいなら麻布テーラーよりもFABRIC TOKYO！
コストパフォーマンスを重視するならFABRIC TOKYOです。スーツが3万円台からオーダー可能で、「2着で49,800円〜」といったキャンペーンも頻繁に実施しています。 この驚きの価格を実現している背景には、店舗で採寸し、ECで注文・販売するというコストを抑えるビジネスモデルがあります。
中間業者を介さないD2C（Direct to Consumer）モデルにより中間マージンを徹底的にカットし、顧客に直接価値を還元しているのです。さらに、自社企画の生地を積極的に活用することで、品質を維持しながらもコストを抑える工夫がなされています。 オーダースーツ初心者の方や、仕事で着るスーツを複数揃えたいと考えている方にとって、この価格設定は非常に大きな魅力と言えるでしょう。
一方、麻布テーラーは44,000円〜と、スタート価格はやや高めです。 しかし、その価格には世界中から厳選された高品質なインポート生地の豊富さや、熟練したスタッフによる丁寧なカウンセリングといった付加価値が含まれています。単純な価格だけでなく、生地の選択肢やブランドの信頼性を重視する方にとっては、納得の価格設定と言えるかもしれません。
比較⑨：シルエットの豊富さならFABRIC TOKYOよりも麻布テーラー！
スーツの印象を大きく左右するシルエットの選択肢においては、麻布テーラーに軍配が上がります。麻布テーラーは、ベースとなるスーツの型紙（モデル）を複数用意しています。
例えば、構築的な「クラシコイタリア」、軽快な「ジェットクルーズ」など、なりたいイメージに合わせて土台となるシルエットを選べます。 これにより、英国風の重厚感あるスタイルから、南イタリアのような軽やかなスタイルまで、顧客の細かな要望に応えることが可能です。自身の体型や好み、着用したいシーンをスタッフに相談しながら、豊富な選択肢の中から最適な一着の土台を見つけ出す楽しみは、麻布テーラーならではの魅力です。まさに、とことんこだわりを追求したい方の期待に応える懐の深さがあります。
対してFABRIC TOKYOのシルエットは、クセが無く誰にでも似合いやすい現代的なモデルが中心です。 これは、初めてオーダースーツを作る方でも迷わず、失敗の少ない一着を仕立てられるというメリットにも繋がります。トレンドを押さえたスマートなシルエットは、多くのビジネスシーンで活躍してくれるでしょう。
比較⑩：会社の信頼性ならどちらも！
麻布テーラーは、母体が100年以上の歴史を持つ老舗アパレル企業であり、全国的な店舗網と長年の実績に裏打ちされた「伝統的な信頼」があります。
FABRIC TOKYOは、D2Cの先駆けとして急成長したスタートアップ企業です。ITを活用した透明性の高いサービスと革新性で、新しい時代の**「顧客からの信頼」**を築いています。
FABRIC TOKYOと麻布テーラーをおすすめする人をそれぞれ紹介！
これまでの比較したことをふまえて、FABRIC TOKYOと麻布テーラーがそれぞれどんな人のおすすめなのかを紹介します。
FABRIC TOKYOと麻布テーラーどちらにしようかと迷っている方は参考にしてください。
FABRIC TOKYOは「手軽さ」や「コストパフォーマンス」を重視する人におすすめ！
- リーズナブルな価格でオーダースーツを試してみたい人
- 忙しくて店舗に何度も行く時間がなく、オンラインで手軽に注文したい人
- トレンド感のある、都会的でシンプルなデザインが好きな人
FABRIC TOKYOは、何と言ってもその圧倒的なコストパフォーマンスと手軽さが魅力です。オーダースーツが42,000円からという手頃な価格で手に入るため、「オーダースーツは高価で敷居が高い」と感じていた方や、初めてオーダーに挑戦する方に最適です。
この価格を実現できるのは、中間業者を介さず、企画から販売までを自社で一貫して行うビジネスモデルだからこそ。品質を保ちながら価格を抑える工夫がされています。また、初回に店舗で採寸を済ませれば、2着目以降はスマホやPCからオンラインで注文が完結するのも大きな特徴です。
忙しいビジネスパーソンや、買い物のために時間を確保するのが難しい方でも、自分のタイミングで気軽にオーダーできます。デザインは現代のビジネスシーンにマッチする都会的でシンプルなものが中心。トレンドを取り入れつつも着回しやすい一着を探している20代〜30代の方に特におすすめしたいブランドです
麻布テーラーは「本格的な品質」や「自分だけのこだわり」を重視する人におすすめ！
- 生地やディテールにこだわり、自分だけの特別な一着を仕立てたい人
- プロにじっくり相談しながら、本格的な仕立てのスーツをオーダーしたい人
- 購入後の調整など、長期的なアフターサービスを重視する人
麻布テーラーは、スーツを単なる仕事着ではなく、自分を表現する特別な一着として捉える本物志向の方におすすめです。最大の魅力は、約3,000種類以上という圧巻の生地バリエーション。
しかも、スタートプライスのスーツから全てが上質なウール100%で、国内外の高級インポート生地も豊富に揃っています。生地選びからこだわりたい方にとって、これ以上ない環境と言えるでしょう。オーダーは毎回店舗に足を運び、専門知識豊富なスタッフと対話しながら進めるスタイルです。
裏地やボタン、ステッチといった細部に至るまでカスタマイズできるため、自分のこだわりを余すことなく反映できます。この「じっくりと時間をかけて作り上げる体験」そのものに価値を感じる方には最適です。
また、購入後6ヶ月間という長期の無料微調整サービスも心強いポイント。長く大切に着続けたい一着だからこそ、こうした手厚いサポートは絶大な安心感につながります。本格的な仕立てと品質を求めるなら、選ぶべきブランドです。
FABRIC TOKYOと麻布テーラーについてまとめ
ここまでFABRIC TOKYOと麻布テーラーを比較してきましたが、両者はどちらが優れているというわけではなく、スーツに求める価値観によって最適な選択が異なります。改めてまとめると、FABRIC TOKYOは「コストパフォーマンス」と「手軽さ」を追求する現代的なブランドです。
オンラインで完結する利便性、4万円台からというリーズナブルな価格は、オーダースーツ初心者や、多忙な中で効率的にスーツを仕立てたいビジネスパーソンにとって最高の選択肢となるでしょう。
一方、麻布テーラーは「本格品質」と「こだわり」を追求する伝統的なブランドです。豊富な生地の中からプロと相談し、ディテールを一つひとつ決めていくオーダー体験は格別。時間をかけてでも自分だけの完璧な一着を仕立てたい、本物志向の方の期待に応えてくれます。
まずはご自身のライフスタイルや、スーツに何を求めるのか（価格、時間、品質、こだわりなど）を明確にすることが、後悔しないオーダースーツ選びの第一歩です。この記事を参考に、あなたにぴったりの一着を見つけてください。
